【肯定】子供が褒められた時、親としてどうしてる?【否定】
子供が褒められたとき、あなたはどんな反応をしていますか?
「ありがとうございます!」と肯定する?
「そんなことないですよ〜!」と否定する?
愛する我が子を褒めてもらえたら親として嬉しいもの。
嬉しいのに「そんなことないですよ~!」と、子供の前で否定していないでしょうか。
親は謙遜のつもりでも、子供は深く心を傷付けられているかもしれません。
親の声がけは子供の人格形成や自己肯定感にとても大きく関わっています。
そこでこの記事では、子供が褒められたときに否定してしまう理由と子供を尊重するスピリチュアルな子育て方法についてまとめました。
子供を褒められると、つい謙遜してしまう。という方に読んでいただけたら嬉しいです。
子供を褒められると否定してしまう理由
子どもを褒められると謙遜して素直に受け取れない理由を考えました。
謙虚で良い人だと思われたい
人から好かれたい、おごらず人格が高いと尊敬されたい。
集団で目をつけられたくない
謙遜して低く見せることで、人から悪口や陰口を言われることを避けたい。目立たないようにして自分や家族を守りたい。
子供を1人の人間として尊重していない
家族だから、これくらいなら言っても大丈夫だと思っている。子どもは自分のコントロール下にあると思っている。
人と比べている
人と比較して、子どもの「できない」ところをばかり見ている。
子どもが褒められたことを素直に受け取るためには、親が他人軸になっていることに気付くこと、子供を1人の人間として尊重することが大切です。
謙遜をやめる!スピリチュアルな子育て方法
謙遜してしまうのは、親の他人軸と子供を尊重していないことが原因。
問題は、親自身の心にあります。
そこで、私が実践中の「自分の心に向き合いながら、子供を尊重するスピリチュアルな子育て方法」4つご紹介します。
1.他人軸の思考に気付く
誰かから刷り込まれた考えを捨てられない、自分では決断できず誰かに決めてもらいたい、周りの評価が自分の価値だと思っているのが他人軸の人の特徴です。
私は自分軸になるために、自分の本心を聞く、思い込みを捨てる練習をしています。
本心を聞く練習をする
今日はどの道を通るか、どっちの飲み物にするか…日常で意思決定する場面は大小含めて沢山あります。
常に「私はどうしたい?」と自分に問いかけています。
慣れないうちは、本心の声がわからないかもしれません。
筋トレと同じで、毎回「どうしたい?」と問いかけ続けること徐々に本心がわかるようになってきます。
本心に従えないときも「私は本当はこうしたかったんだね」と認めてあげることが大切です。
本心の声を聞いて行動できるようになると、他人に振り回されない自分軸を整えることができます。
思い込みを捨てる
自分が今まで培ってきた常識や思い込みが行動に制限をかけています。
あなたの中に「こうあるべき」「〜しなければいけない」という考えがないか点検してみてください。
そして、思い込みを発見したら「なんで?」と問いかけてみてください。
頭を柔軟にすることで、子どもをコントロールしたい!という気持ちを手放すことができました。
2.子どもの得意なこと、好きなことを知る
子供が得意なこと、好きなことを沢山言えますか?
子どもが成長するにつれて、親は子どもが何が得意なのか、好きなのか…あまり見なくなっていきます。
先生に任せておけば大丈夫だと、子どもの側で一緒に考える機会が減っていきます。
私も子育てをしていて気が付いたのですが、意識しないと我が子でも「得意なこと」「好きなこと」がパッと出てこないんです。
そこで私は、子どもの得意なこと、好きなことを日記に書き残す、寝る前に子どもに話すことで親子で認識できるようにしています。
日記に書き残す
「あなたがうまれたとき」という絵本日記を使い、夫婦で子どもが得意なことや好きなこと、褒められたことを書き込んでいます。
子どもが成長して、壁にぶつかったとき、親子でいつでも原点に戻れるようにしています。
寝る前に子どもに話す
寝る前に、私が子どもにスゴイ!と思っているところや子どもの得意なこと、好きなことをひたすら話しています。
はじめは、言葉が出てこなかったり、すぐに思いつきませんでした。
何度かやっていると、慣れてスラスラ言えるようになってきました。
親が子どもを褒め慣れることで、他者から褒められても自然と「ありがとうございます」と言えるようになりました。
つい謙遜しそうなときは、オウム返しの要領で「はい!〇〇なんです。」と返答するようにしています。
3.子供は預かりものだと理解する
子供は天界からの預かりものであって、自分のものではありません。
知り合いのお子さんを預かっていると考えるとわかりやすいかも。
子供にイライラして声を荒らげそうなとき、預かっているということを思い出してみてください。
少し冷静になり、子どもに寄り添った伝え方ができるようになります。
4.子どもを呼び捨てにしない
自尊感情や自己肯定感に関する研究によると、親が子どもに対して使う言葉の尊重度が高いほど、子どもの自己肯定感や安心感が高くなることが示されています。
子どもを呼び捨てにすることは、知らず知らずのうちに親子間に上下関係ができやすくなります。
呼び捨てでも対等な関係性が築けているのなら問題ないと思いますが「子どもに対して上から目線で関わっていないか」「一人の人間として向き合っているか」を振り返ってみてください。
子供が褒められた時どうしてる?|まとめ
子どもが褒められたとき、謙遜してしまう理由は、親の他人軸と子どもを尊重していないことが原因でした。
私は、以前まで他人の目を気にして謙遜ばかりしていました。
この記事で紹介しているスピリチュアルな子育てを自分自身で実践して、少しずつ褒め言葉を抵抗なく受け取れるようになってきました。
皆さんも、ぜひ子どもに寄り添ったスピリチュアルな子育てを試してみてくださいね。