野菜嫌いの子供に大根飯がおすすめ【便秘改善】
- 子どもに野菜を食べさせたい
- 子どもが便秘がちで困っている
- 簡単に野菜を食べられるレシピを知りたい
という方へ。
子どもが野菜を食べてくれないと「せっかく作ったのに!」とイライラするし「体はどうなるのだろう?」と健康状態も心配になりますよね。
私の子どもは、離乳食完了期には野菜を食べてくれなくなりました。野菜不足のせいか、便秘がちになり、排便するときに痛くて大泣きすることもありました。
そんなとき、子どもが大根を食べてくれた次の日は快便だということに気が付きました。「どうにか大根を食べさせなければ!」と思っていたとき、母が教えてくれたのが大根飯。
この記事では、大根飯を食べた子どもの反応とその後の便秘の状況、我が家の大根飯の作り方をまとめました。
子どもが便秘ぎみで困っている方、野菜嫌いの子どもにバレなかった大根飯のレシピが知りたい方はぜひ読んでみてくださいね。
大根を食べた次の日は快便になる我が子
離乳食の完了期にはすっかり野菜嫌いになった我が子。たまーに野菜を1〜2欠片くらい食べてくれるものの、大半はベーッと吐き出してしまいます。
「子供が成長すればいずれ食べるからいいか!」と、開き直ろうとしました。
でも、日に日に子供の便がコロコロと固くなり、泣きながら排便する頻度が増えてきて焦りました。
日々の食事を見直していて気が付いたのは、大根を食べた次の日は快便だということ。
どうにか毎日の食事で大根を食べてくれないかと悩んでいたら、母から大根飯を教えてもらい、試しに作ってみることに。
大根飯にしたら大根を食べてくれた!
作り方は簡単。お米を炊くときに刻んだ大根を入れるだけ。炊いている最中は大根の香りがするものの、そこまで気になるほどではありませんでした。
炊きあがった大根飯をさっそく試食してみたら、甘みがあって美味しい!懸念していた大根の風味や辛味もなく、お米そのものが甘くなったみたい。ご飯として違和感なく食べれました。
子どもに食べさせてみたら、普通のご飯のようにパクパク食べてくれました!大根が入っているとはバレていない様子。
野菜を食べさせるためのメニューを考えるのって大変ですよね。「今日のメニュー野菜が足りてなくて罪悪感…」という日も大根飯があると気持ちが楽です。
少しずつ子どもの便秘が改善されてきた!
最初は様子見で大根を少量入れて炊いていましたが、なかなかコロコロ便が改善されませんでした。なので、大根の量を増やして炊くようにしたらお通じが改善されてきました!
他にも、押し麦ごはんを炊いたり、和光堂の離乳食「そのまま素材」シリーズを料理に混ぜたりしていたのも便秘が改善された要因かもしれません。
とりあえず、痛くて泣きながら排便することはなくなり一安心です。
我が家の大根飯の作り方
大根飯に必要なものはこれだけです。
- お米…3合
- 大根(中くらい)…1/2本
大根は青首、白首、どこを使っても甘く炊きあがります。
- お米を洗い、すし飯のメモリに合わせて水を入れる※大根が少量の場合は普通の水量でOK。
- 大根の皮を剝いて3〜5ミリの角切りにし、お米の上に大根をのせて炊く。
- 炊きあがったら大根とご飯をよく混ぜて完成!
よーく見ないと大根がどこに混ざっているのかわかりません。
大根の量や切り方にもよりますが、ベチャベチャすることもないので普通のご飯として食べられます。白米をセーブしたい大人にもおすすめです。
余ったご飯を冷蔵庫に入れておくとパサパサになってしまいますが、大根飯はパサパサになりにくいのも優秀なポイントです。
大根の葉と皮は冷凍してきんぴらに
大根の葉に含まれるビタミンCは、ほうれん草の5倍!カルシウムは5.3倍あります。(参考:東京慈恵会医科大学付属病院 栄養部「その調理、9割の栄養捨ててます!」 世界文化社(2017年3月) p118.)
大根飯を作るときに余った皮と葉を捨てるのはもったいない!
私は大根飯を作るときに余った大根の葉と皮を千切りにして冷凍しておき、量が溜まってきたらきんぴらにしています。
- 大根の皮、葉を千切りにする※人参を入れるのもおすすめ。
- ごま油で炒める。
- しんなりしてきたら、めんつゆを入れて汁気がなくなるまで炒める。
- 仕上げにすりごまをかけて完成!
大根を無駄なく食べられるうえに、皮と葉の歯ごたえが良くて美味しいですよ〜。
野菜嫌いの子どもも、このきんぴらなら食べてくれます。
大根は加熱すると栄養がなくなる?
大根の重要な成分である酵素は加熱で働きを失ってしまいます。そして、皮付近に豊富に含まれるビタミンCは熱に弱く水溶性です。(参考:東京慈恵会医科大学付属病院 栄養部「その調理、9割の栄養捨ててます!」 世界文化社(2017年3月) p43.)
大根の栄養を効率よく摂取するなら、皮ごと生で食べるのが理想。
大根飯は皮をむいて加熱をするので、栄養価でいうとイマイチ。でも、どんなに栄養価が高くても子どもが食べてくれないと意味がない!
生で食べるのがベストという知識は知っておき、成長に合わせて大根おろしや野菜スティックを食べさせてみようと思っています。
野菜嫌いの子供が大根飯を食べてくれた|まとめ
大根飯のおかげで子どもの便秘が改善し、野菜を食べさせるためにイライラしたり不安になることも減りました。
もちろん、個人差があることはお忘れなく。
最初は大根飯なんて…と敬遠していましたが、今では毎日食べるくらいお気に入りのメニューになりました!
子どもの野菜不足が気になる、便秘で困っている、白米をセーブしたい方、ぜひ試してみてくださいね!