FAMILY

【面倒?】洗面所に下着を置かない【深い理由】

洗面所に下着を置かない

洗面所に下着を置かない。

と聞いて、あなたはどう感じましたか?

私は、子供の頃から洗面所に下着を置く家だったので驚愕でした。「不便じゃないの!?」って。

【洗面所に下着を置かない】という考え方を知ったきっかけは、片付け・収納アドバイザーの安東英子さんのYouTube「安東英子の美しい暮らしの空間チャンネル」と書籍「運命を変える収納術!」。

「きっと深い理由があるんだろうな」とは思うものの「私は整理整頓できる方だし、今さら下着を動かすなんて面倒。我が家は大丈夫。」

と思っていました。

でも、効率化や時短と称して楽することで「面倒の連鎖」が自分と家族に起こっていることを知り、洗面所に下着を置くことをやめました。

この記事では、下着を洗面所に置かない深い理由と実際に実践してみた感想をまとめました。

下着は洗面所に置くもの!私は変えない!という方に、ぜひ読んでいただきたいです。

洗面所に下着を置かない深い理由

洗面所に下着を置かない深い理由

なぜ洗面所に下着を置いたらだめなのでしょうか?

他の人に下着を見られてしまうから?家族分の下着を置いたらスペースが足りないから?

それもありますが、本当の理由はマインドの部分にありました。

それは「面倒」です。

安東先生が多くのお宅に訪問してきて、洗面所に下着を置いているご家庭で共通しているのは「面倒」が口癖ということ。

ダラダラとした生活習慣のはじまりが、洗面所に下着を置くことからスタートしていると気付いたそうです。

私も「面倒」という言葉をよく使っています…

「面倒」の何がそんなに問題なのか?と考えたときに「脳は楽をしたがる」ということを思い出しました。

「面倒だから」と楽な方に流され続けると、徐々に脳が衰え、問題を処理できなくなっていくのです。

家族で家に住んでいる場合、自分だけではなく、夫、子供までも影響を受けてしまいます。

面倒くさいはエスカレートしていく

面倒くさいはエスカレートする

私が下着を洗面所に置くのは、便利、効率化のため。でも、根本を辿ると「面倒」だから。

人は、一つ楽をすると、他のことまで面倒になってきます

私の場合、下着を洗面所にしまうのすら面倒になっていました。なので、下着は畳むのをやめてポイッと投げ込み方式にしました。すると、タオル類を畳むのも面倒になり、丸めて積み上げることに。

ぐっちゃぐちゃなのは気になりますが、どうせシワシワでも使うのは家族だけだからいいかなと。

「楽するために♪」なんて思ってましたが、気付かないうちに面倒くさいがエスカレートしていたのでした。

当時の私は、畳まない収納を広めようと記事にまでしていました。

イラっとする家事をやめてみた
イラっとする家事をやめてみました お皿洗い、食事作り、お洗濯、掃除… 得意な家事は人それぞれだと思うけど、私は洗濯物をたたむのが面倒で面倒で…。 「...

さすがに、棚を開けてぐちゃぐちゃの下着やタオルは見た目も悪く、子供の教育にも良くない。雑に生きて生活の格を落としてるような感じでした。

食洗機や乾燥機、お掃除ロボットも面倒くさいの連鎖になる?

夫に「洗面所に下着を置かない」という考えを教えたところ「食洗機とか乾燥機はダメなの?」と言われました。

家電がどんどん便利になっているおかげで、時短や効率化に拍車が掛かり、私たちは「面倒」を感じやすくなっているのかもしれません。

私は、便利な家電は使っても良いと思います。ただ、それが原因で自分の生活が雑になるようなことが問題なのだと感じます。

例えば、食洗機の中には常にお皿が入りっぱなし、乾燥が終わった洗濯物を出さずに使う、お掃除ロボットを使うだけ使って機械のメンテナンスをしないなど…。

楽だけして片付けないというのはただのズボラです。

小さな面倒を避けていると大きな問題に対処できなくなる

小さな面倒を避けていると脳が大きな問題に対処できなくなる

脳は、どんどん楽をしようと怠けていきます。自分で気付いて律していかなければなりません。

本のタイトルを忘れてしまったのですが、日常のちょっとした面倒なこと。例えば、服をハンガーに掛けずに床に置く、靴を揃えず家に上がる、物を出したらそのままなど。

面倒だからと楽な方を選択し続けていると、脳はどんどん怠け、いざ大きな問題が起きたときに対応できなくなるそうです。

脳の性質を知ると「たかが下着を洗面所に置いているだけ」ではないことがわかると思います。

「洗面所に下着を置かない」実践してみた

洗面所に下着を置かないを実践してみた

安東先生は、私物は自室で管理することをおすすめしています。

夫は乗り気じゃない顔だったので、まずは私だけやることに。家中に点在していた私物を自室に持って帰りました。

私物を自室に持ち帰ってから、まだ1ヶ月も経っていませんが、慣れてくると面倒という気持ちが薄らいできました。

私は、自分のものを自室に持って行ったら、自室が物で溢れ返ると危惧していました。でも、不思議と以前よりスッキリ。

自分の物を自室に動かしているうちに、物の選別ができ、家中が片付いたので驚いています。

最初は面倒だと感じますが「自分のものは自分の部屋」ということが習慣になれば、リビングに持ってきたら部屋に片付けるというのも当たり前になるはず。

まずは私が自室管理を習慣化して、雑な生活から家族も私も救い出そうと思います。

まとめ|小さい面倒が人生を豊かにする

小さな面倒が生活を豊かにする

人生は出してしまうの繰り返し。それを意識し始めたら、面倒も生活の一部だと認められるようになりました。

洗面所に下着を置かないことで「自分のものを管理する」という意識が生まれます。そして、個人を尊重し合うことの大切さを知り、自分で考える力を鍛えることに繋がります。

現代は、多様性が認められるようになり、自分で考える力が必要になっています。特に、子供には日常生活の中で自分で考えて選択する力を身につけてほしい。

直接関係ないと思っていましたが、生活の積み重ねが人格や人生をつくるのだと実感しました。

新しい考えにビビッときた方、今がタイミングです。さっそくやってみてくださいね!

安東先生のブログも勉強になるので読んでみてください。