- ストックがないと不安
- お金を払うと無くなったと感じる
- 将来が見えないからとにかく貯金したい
- 何をするにもお金のことを優先に考えてしまう
という方へ
少しでも安く買い物したい、常にストックをして安心したい。私は、お金が減るということに恐怖感が強くありました。
やましたひでこさんの「お金の不安の断捨離」を読んで、経済状況が一変したわけではありません。でも、お金の見方と考え方を変えるだけで、搾取されているという被害者意識から開放されました。出すときは気持ちよく出す。ということが自然とできるようになってきました。
- お金の思考グセを見直せる
- お金を活用する思考の技術を学べる
と思います。
お金の不安から開放されたいあなた。この記事がお役に立てたら幸いです。
不安は部屋に反映される
未来に何が起こるかわからない不安から「もう手に入らないかも」「捨てたら後で困るかも」と、なかなかモノが捨てられないことはないですか?私たちが感じている不安は、住む空間に反映されます。
常に住まいという環境から、日常的に、視覚的に、不安の物的証拠を突きつけられ続けているのです。
お金の不安の断捨離|やましたひでこ
モノは、本来の使い方をしてこそ価値があります。モノ本来の使い方をされず、不安を解消するために存在することは、不良在庫と同じ。
物はガンガン使ってこそ意味があるのだと気付きました。使わないものは手放す。勿体無くて使ってなかったものはこれを機にしっかり使ってあげようと思います。
「不安だから捨てられない」で起こるデメリット
使わないものが部屋にあることで、置いておく空間や残しておく労力の維持コストがかかっています。
不安だからと残した使わないモノに、使う必要のないエネルギーを消費しているのです。す。滞っているものを手放すことで、無駄にしていたエネルギーが自分に戻ってきます。
私は、捨てられないものが目に入るたび「もったいないからどうにか使えないか」「いつの間にか消えてくれたら悩まないのに…」といつも同じ問答をしていました。この無駄な数分がなくなることで、小さく日常は変化していくはず。
「ない」にフォーカスすると不安になる
あなたは普段、どちらの考え方ですか?
「あと1つしかない」「まだ1つある」
私は前者の考えをしていました。
この「ない」思考はモノだけではなく、人生全体の思考に繋がっています。
不安は未来思考です。どこまでいっても不安には終わりがありません。
適正量を知る
私は、日用品全般を大量にストックしていました。
ストックは悪いことではありません。でも、自分が不安からストックしているものを認識して、適正な量に絞り込むことが大切です。
自分の適正量を認識することで、漠然とした未来の不安ではなく、今と未来の希望に目を向けることができるようになります。
自分の得は相手の損
なるべく安く物を買えたら嬉しいですよね。自分のお金も減らないし。
商品が安くなった分、誰が負担しているのでしょうか?自分が得をした影に、得をし損なった人がいることを忘れてはいけません。
少しスピリチュアル要素が入りますが、お金はエネルギーです。
お金を払うときに自分がどういう思いを載せているか、その、載せたエネルギーがどう作用したか、に意識的であることです。
お金の不安の断捨離|やましたひでこ
著者のやましたひでこさんは、希望的なエネルギーを載せたお金は、形を変えて戻ってくるという体験を何度も経験しているそうです。
特に、小さな買い物のときは感謝を忘れていないでしょうか。税金を払うときに貢献する気持ちより搾取されているような気持ちになっていないでしょうか。
自分のお財布事情から物事を見てしまうのは仕方のないことですが、少しずつ意識を変えていきたいですね。
お金とやりたいことのバランスが重要
想像してみてください。あなたのやりたいことは、どのくらいお金が必要でしょうか?
実は、多くの人は、やりたいことに対するこの金額を見誤り、矢鱈に大風呂敷を広げてしまうのです。
お金の不安の断捨離|やましたひでこ
やりたいことを調べてみると、見積もった金額よりも安価にできる方法があったり、まずは無料の情報を集めてから段階を踏むという方法も出てきます。
まずはできる範囲で小さく始めてステップアップしていくことでお金とやりたいことのバランスが取れます。
お金があれば、やりたいことができる?
やりたいことだと言いながら、やりたいことをやっていないという人もいますよね。
その理由はお金がないからでしょうか?自分を観察すると、お金は本当の理由ではないこともあります。
例えば、環境や自分が変化することを恐れていて、とりあえず安全な今の状態でいたいなど。
もっと自分を観察すると、勇気がなくて会社、人間関係、習慣を辞められない理由をお金がないからにすり替えて先延ばしにしていることが見えてくることも。
自分の本心に正直な買い物をしてみる
買い物に行って欲しい物を探しにきたはずなのに、まず金額から見ていませんか?
自分の本心を無視し、お金を優先することを習慣的にやっていると「自分が本当は何が好きなのか」「何が欲しいのか」見えなくなってしまいます。
自分がイタ気持ちいいと思える範囲で、自分のニーズに正直な買い物をしてみる。もし、お金の不安を感じたならば、それは背伸びし過ぎのサイン。気持ちの良くない買い物は禁物です。
私は、スーパーのお惣菜を半額商品から選んでいたり、飲み物も計算して安いものを買うようにしていました。
買い物している自分を観察してると、好みより金額で考えてばかりいるので驚きます。
自分のニーズに正直な買い物をしてみることは、つまり自分との対話です。やりたいこと、好きなことがわからないという人こそ、実践してほしいです。
お金の不安の断捨離を読んでストックをやめられた話まとめ
お金に偏った考え方を認識し、生きやすくする考え方が新鮮でした。
「お金の不安の断捨離」を読んだ中で、私が皆さんに知ってほしいのは…
お金に振り回されて取捨選択している自分に気付くだけで、今が幸せ、この先も大丈夫だ。とホッとできるようになりました。
お金に囚われたくないと考えている人はぜひ読んでみてくださいね。
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