私は食べ物を残すことが苦手でした。
何でも食べて残さないことが偉いと思っていたんです。
そんな私が絶賛お残しキャンペーンを始めたので、皆さんに考えをシェアします。
好き嫌いなく残さず食べることが偉い
私の通っていた幼稚園は仏教系でした。
なので、食べ物粗末にすることはご法度。給食を残した子は食べきるまでお昼休み無し。泣きながら教室の隅に取り残されていまいした。
お昼休み終盤で先生が許してくれますが、幼い子供心に恐怖を植え付けられました。
この幼稚園時代に『残すことは悪いこと』『出されたものは食べきる』という常識が私の中にすり込まれたんだと思います。
お店や給食の1人前は自分の適量ではない
考えてみれば当たり前ですが、飲食店や給食で出される1人前が自分の適量であることってほとんどないですよね。
私の世界では『食べ物を残さないことが良い』とされていたので、多くても食べきることが当たり前で、残してしまったときは罪悪感を感じていました。
自分にとっての適量の話は、Happyちゃんと愛ちゃんが動画で喋っていてパッカーンってなったんだけど、どの動画だったのか忘れてしまいました…
思い出したらリンク貼っておきます。
嫌いでもオッケー
『食べ物を残さないことが良い』の他にも、私の世界では『好き嫌いなく食べることが良い』という常識もありました。
お皿の隅に嫌いな食べ物を避ける人や「コレ嫌い!」と主張して食べない人。
内心ではわがままな人だと思っていました。
でも、嫌いな食べ物を認めて食べない選択をする人は、自分の心の声にしっかり耳を傾けている人なんだと思います。
『好き嫌いなく食べることが良い』が常識の私は、好き嫌いをする人に対して「私は我慢してるのに、あなたは何故わがまま言うの?」と感じてイライラしていたのです。
あと一口でも残す勇気
食べ物を残すことに対して『モッタイナイ』『あと一口だし』って無理やり食べきることってありませんか?
私はたとえ一口でも、お腹一杯なら残すことにしました!
いつも食卓で「これ残しても後々困るよな~」と無理して食べようとする自分が出てくるのですが「もう食べない!」とスッパリ割り切るようにしてます。
食べないと決めると、妙にスッキリした気持ちになります。
30年近く、自分の声を無視し続けていたんだと思うとコワい。
無理やり食べるのをやめるまとめ
好き嫌いなく食べること、残さず食べることは世間一般では『良い』こととされています。
でも、それもよくよく考えたら自分が幼い時にすり込まれたものでした。
食べ物は毎日食べるので、日々の我慢が自分軸を大きくブレさせる。
本当に食べたいのか、食べたくないのか…人目、モッタイナイ精神は抜きにして自分の声を聞いてみてください!